今日は月例の不動護摩を焚かせていただきました。毎月決まった時間に仏様をお迎えし、お祈りさせていただけることは本当にありがたいです。御縁日に初めてお会いできる方もおられ御縁に感謝しております。

思い起こせば、福勝寺に晋山した当時、偶然物置で護摩壇を発見しました。

総代さん世話人さんにお願いして、皆さんで担いで階段を上がり本堂へ入れていただきました。福勝寺でも護摩を焚きたいという一つの願いに光が見えた瞬間でした。護摩壇は作成年代こそ記されておりませんが古いものだと思います。本堂内に護摩堂があったということからも、ずっと昔は頻繁に焚かれていたと推測しています。その後、平成の大修理の時に物置に移動され、そのまま埃を被って忘れ去られてしまったのでしょう・・・。

現在の護摩壇のように、釜の周りに銅板を張っているわけでもなく、使うたびに火の粉が飛んで傷みますが、後で掃除をする度にありがたい気持ちと、歴代の住職さまたちの想いも分かる気がしてなりません。今日もお不動様をお迎えし、大役を担ってくれた護摩壇さん・・・本当にお疲れさまでした。拝

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岩屋山 金剛寿院 福勝寺


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