音詣の日 本堂正面

10月15日土曜日、地元海南市出身の松尾先生が奉納演奏会をしてくださいました。音楽の持つチカラに改めて心が動いた日となりました。コロナ禍で色々と動きにくいなか、広報は殆どできませんでしたが、多くの方のご理解とご協力のもと、有縁の方々が集いとても良い演奏会でございました。

先生の素晴らしい曲と演奏を言葉で説明することはできませんが、本当に魂がこもっていると感じました。一つ一つの音符に、丁寧に丁寧に先生の心がこもって・・・自然と私たちの心が何かを感じて涙が溢れてきます。今回の演奏でも沢山の方が涙を流されておりました。

福勝寺音詣ポスター

先生をご紹介してくださった、角田交子さんの奉納もとても素晴らしかったです。私ども真言宗の宗祖 弘法大師さまの御宝号 南無大師遍照金剛とお唱えする交子さんのお声やお姿は、とても大きく自然や宇宙に広がってゆくように見えました。かつては栄えた熊野古道ですが今はひっそりとしています。山奥で田舎の、普段は皆様の目に留まることのない寺院ですが、この日は世界で一番素敵で大きな御宝号をお唱えされたと思います。お大師さまにも必ずや届いたことと感じています。

音詣 受付

また私のわがままで御詠歌を練習して唱えてくださった皆さま、応援に駆けつけてくださった御詠歌の先生方、ボランティアで準備から片付けまで手伝ってくださった皆さま、開催を聞きつけてお寺に来てくださいました皆さま、そしてコロナ禍の心配多い時に開催をさせてくださった地元の皆さま、最後になりましたが、今回無料で開催させていただいたことに、協賛し寄付をくださいました皆さま、関わってくださいました全ての皆さまに心より御礼申し上げます。

弘晴 九拝

音詣 終了後 本堂前

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