今日は、いつもお世話になっている先輩の息子さんが読経と太鼓の練習に来てくださいました。当山は毎月28日に護摩を焚いているのですが、そのお手伝いを私がお願い致しました。

慣れないお経や太鼓を引き受けてくれるのは、和摩君にとっては挑戦だったと思います。お寺には色々な事情や、経歴を持たれた方が来てくださいます。仏様のご縁日に集まってこられた方と接して、私自身も学ばせていただき、本当に感謝しかありません。この28日は和摩君の晴れの舞台です、行き届かないことばかりですが、一座大切にお祈りしたいと思います。

午後から和歌山語り部クラブの中島会長さんがお起こし下さいました。現在、県立博物館にて、紀州徳川400年イベント『徳川頼宣と紀伊徳川家の名宝』にちなんで情報交換に来てくださいました。

当山は頼宣公とゆかりのある寺院であるため、私もこの展示はとても楽しみにしておりました。

本堂横の求聞持堂は頼宜公が建立され、もう400年近くになるのか・・・と気持ちが引き締まりました。当時の風景を思い浮かべてみるのですが、境内はほぼ同じ風景なんだろう・・・と推測します。

本堂は平成の調査改修工事で、後世の変更を本来の姿に戻しました。紀伊の国名所図会を見ましても杉の木が2本あったのが1本になっているだけのように見えます。

徳川時代が終わってから、地域住民の皆さんと、歴代の住職さんが護持してくださったお陰であると思います。数百年後の住職さんも、このお寺に住んで、切磋琢磨していることを祈ります。

中島会長さんには貴重な情報とお時間、この場を借りてお礼申し上げます。合掌

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